ACLグループリーグ初戦、柏は引き分け、ガンバはホームで敗戦。日本サッカーは衰退期か

アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は24日、各地で開幕して1次リーグが行われ、プレーオフを勝ち上がったE組の柏は韓国の全州(チョンジュ)で全北(チョンブク=韓国)と0-0で引き分けた。7年ぶりのアジア王者を目指すF組のG大阪は大阪・万博記念競技場で広州富力(中国)に0?2で敗れた。

 アジア・チャンピオンズ・リーグ、相変わらず勝てないなあ。アウェーで柏が引き分けだったのはまだいいとして、ガンバ大阪がホームで敗戦とは...。A代表もアンダー世代でアジアで勝ち切れず、さらにクラブチームもアジアが大きな壁になっている。アジア各国がサッカーに本気になり、進化していくなかで、日本はどこか慢心していたんだろうか。いつの間にか、アジアに追いつかれ、追い抜かれかけているような...。考えてみれば、今ではワールドカップの本大会に出場できて当たり前と思っているが、日本が初出場したのは1998年のフランス大会。それまではアジアの壁を超えられなかったわけで、奢れる者は久しからず、イメージだけが肥大化して、実力が追いつかなくなってきているのだろうか。何だか、日本のエレクトロニクス産業みたいな...。サッカー協会、危機感を持っているのかなあ。