欧州CL準決勝第1戦、バルセロナが3−0でバイエルンにリベンジ。メッシ2発、ネイマール1発

6日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグ、バルセロナバイエルン・ミュンヘンの一戦は、3−0でホームのバルセロナが先勝した。

 2012-2013年の欧州チャンピオンズリーグ準決勝、アウェーで0−4、ホームでも0−3と、バイエルン・ミュンヘンに粉砕されたバルセロナ。今年はホームでバイエルンを粉砕した。リベンジだあ。メッシは技ありの2発、ネイマールアディショナルタイムで、とどめの1発。バイエルンアウェーゴールをひとつも奪えなかったことが痛い。今のバルセロナを相手に、4−0で勝つというのは大変なことだからなあ。1発でもアウェーゴールを決められれば、ますます苦しくなる。バイエルンロッベンとリベリを欠いていることが痛いなあ。やはり個の力でドリブル突破できる選手がいるのか、いないのかで、攻撃力は違ってくる。
 こんな数字も...
3発快勝のバルサが敗北? CLで96試合ぶりにボール支配率下回る | サッカーキング
 ボール支配率で勝っていたのはバイエルンだったらしいのだが、それを「バルサが敗北?」と見出しをつけてしまう日本サッカーのパスサッカー原理主義というか、支配率信仰が無意味だとわかる試合だったなあ。目的はゴールを決めることであり、勝つことであって、ボールを支配することじゃないということを教えている。アンチェロッティモウリーニョも支配率信仰に疑義を呈しているというけど、そのとおりだな。だいたい今季からバルセロナを率いているルイス・エンリケは支配率にこだわらないし、それでチームも強くなっている。
 しかし、メッシはすごかった。最強のバルセロナとは「グアルディオラバルセロナ」か「メッシのバルセロナ」か、という話もあったが、今日の試合を見る限り、「メッシのバルセロナ」という印象だなあ。バイエルンの守護神、ノイアーも頑張っていたが、最後はさすがに止めきれず、3点を入れられたしまった。ノイアーじゃなかったら、もっと点差が付いていたのかな。
 第2戦で、バイエルンドイツ王者として、どこまで意地を見せられるのか、そこが注目だなあ。
 で、スペイン・サッカー界に気になる話題...

スペインサッカー連盟(RFEF)は6日、テレビ放映権に関する政府の勅令に抗議し、すべてのカテゴリーにおいて16日から今シーズン終了までストライキを行うことを発表した。同日付のスペイン紙『マルカ』が報じている。(略)該当する日程には17日のリーガ・エスパニョーラ第37節と23日のリーガ・エスパニョーラ最終節のほか、30日に開催が予定されるコパ・デル・レイ決勝も含まれている。

 どうなるんだろう。コパ・デル・レイの決勝も含まれるのか。チャンピオンズリーグUEFAだから、リーグ戦とは関係ないのかもしれないが、どっちにしてもバルセロナバイエルンの第2戦は来週12日(現地時間)。
★2012-2013年・欧州チャンピオンズリーグ準決勝
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