ネットを見ていたら、こんなニュースがアメリカで...
www.afpbb.com アメリカのボーイスカウト連盟がチャプター11を申請。倒産ですね。日本的発想だと、少子高齢化でボーイスカウトに入る子が減って行き詰まったのかと思ったら、そうではなくて、性的虐待にあった被害者への賠償のためなのだとか。そうなんだ...。
昔、英国の刑事ドラマを見ていたら、少年に対する性的虐待が疑われた事件で、容疑者を割り出すのに警部が「小学校教師のリストをチェックしろ」と部下に指示する場面があって驚いたことがある。でも、驚いたんだけど、妙にリアルで捜査の段取りとしては納得してしまった。集まるところには危ない人も集まってしまうこともあるって、ありそうだなあ、と(犯人は全然別で、先生は全く関係ないんだけど)。そういえば、映画を見ていても...。
少年院では...
教会では...
いずれも権力を持った立場の大人が少年たちを食い物にしてしまうという構図だった。後者は実話の映画化だった。ボーイスカウトも同じような大人と子供の権力構造の中での出来事だったんだろうなあ。
ボーイスカウトっていうと、これなんか、のどかな映画だった。
幼い二人の駆け落ち物語。2012年の映画だけど、舞台は1960年代。こちらはファンタジーであって、リアルな世界では、別のドラマがあったんだなあ。ファンタジーにするにしても、50年前に舞台を設定しないとアメリカでは難しい時代になっていたのかもしれない。