小沢・陸山会事件、指定弁護士は控訴を決定。やはり醜態をさらした民主党

資金管理団体陸山会」の土地購入をめぐり、政治資金規正法違反の罪で強制起訴された小沢一郎民主党元代表(69)を無罪とした東京地裁判決について、検察官役の指定弁護士は9日、控訴することを決めた。控訴期限は10日。石川知裕衆院議員(38)ら元秘書3人との虚偽記入の共謀が成立しないとした地裁判決には事実誤認があるとして、控訴審で無罪の判断を覆せると判断したとみられる。

 昨日、急いで党員資格停止処分を解除して、翌日に控訴決定。まあ、こんなことになるのではないかと...。不毛の争いがまだ続くのか。こういうのを「醜態をさらす」というのだなあ。でも、外圧が強まるほど、組織の内圧は強まるから、小沢グループの人たちはますます頑なになるのだろうか。何だかなあ。政治ではなく、政局が続くのか...。
 田中派にいた竹下登金丸信が創世会をつくり、田中角栄に反旗を翻したのは、角栄66歳の時。小沢一郎氏も、その年齢を超え、もう世代交代のときなのに、小沢グループのなかには権力を継承しようという野心と意志を持った人物もいないということなんだろうか。輿石幹事長は75歳かあ。ちなみに反旗を翻した時の金丸信は71歳、竹下登61歳。昔も年寄りの政治だと思ったけど、今のほうが日本の政治が老化してしまったということなのかなあ。
★「事実誤認の修正可能」=指定弁護士が控訴理由説明−小沢元代表裁判 - 時事ドットコム => http://bit.ly/IHsSSx
★<小沢氏裁判>控訴でも処分解除は変わらず 民主幹事長 毎日新聞) - Yahoo!ニュース => http://bit.ly/IHsGmk

角栄になれなかった男 小沢一郎全研究

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