消費税、来年秋まで先送り

安倍晋三首相は2日の衆院本会議の代表質問への答弁で、消費税率の引き上げ問題について「歳出削減、決算、社会保障給付の実績などを見る必要があり、税制改革の本格的、具体的な議論を行うのは来年秋以降になる」との考えを表明した。年末にかけた来年度税制改正では税率引き上げの幅や時期には踏み込まず、論議を先送りする考えを示したものだ。

 消費税論議は先送り。来年の今頃に話し合おうというわけね。特殊法人問題にメスを入れるとか、歳出に抜本的に切り込むのならば、立派なモノだけど、それもせずに、ただ先送りとすればねえ。まあ、歳出に切り込まずに、消費税というのも安易だけど。