あの「赤福」でが製造日を改竄

創業300年の和菓子の老舗「赤福」(本社・三重県伊勢市)による製造日の偽装表示問題で、農林水産省は12日、同社に対し、日本農林規格(JAS)法に基づき、不適正表示の改善や再発防止策の提出などを指示した。同社は、製造日に出荷しなかった商品を冷凍保存し、解凍して包装し直した日を製造日として出荷していた。不適正表示で販売された商品は2004年9月からの3年間で約605万箱に上り、総出荷量の18%にあたるという。

 赤福、大好きなんだけど、「おまえもか」という感じ。しかし、「白い恋人」もそうだけど、おみやげ物の場合、在庫管理・生産管理はきわめて難しいだろうから、売り損じを考えると、作り置きしておいて、「消費期限をちょっと・・・」という誘惑が生まれてしまうのだろうか。製造日が新しいほうを客が選ぶのは当然だから、どうしても古いモノが残ってしまって、「つい…」と思ってしまうんだろうなあ。「赤福」もブランドなんだから、ブランド管理上、そうした誘惑に負けてはいけなかったんだろうな。