円、1995年以来の86円台半ば

26日の東京外国為替市場で円相場が一時、1ドル=86円台半ばまで急伸し、1995年7月以来14年4カ月ぶりの高値圏に突入した。米国の超低金利政策が長期化するとの観測から投資マネーのドル離れが勢いを増している。ユーロやスイスフランなども上昇するドル全面安の展開だが、円は独歩高の様相を次第に強めている。ドル離れの受け皿となっている金価格の高騰も止まらず、東京市場では同日、金先物相場が26年ぶり高値をつけた。天井の見えない円高を嫌気し、株式市場でも不透明感が広がっている。

 気がついたら、円が急伸。いつの間にか、超円高状態に。ドル暴落とも言えるけど、中でも、円が強い。世界は再び危機的様相を呈してきた。民主党政権の力量が問われるなあ。日銀もだけど。