ワールドカップ、日本、オランダに惜敗

サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会は第9日の19日、1次リーグE組の日本が当地のダーバン競技場で第2戦を行い、勝ち点3で並ぶオランダに0?1で敗れ1勝1敗となった。国際サッカー連盟の世界ランキングは日本の45位に対し、オランダは4位。優勝候補の一角を相手に日本は前半を無失点でしのいだが、後半立ち上がりにMFスナイダーにミドルシュートを決められた。日本は24日(日本時間25日)にルステンブルクデンマークと対戦するが、決勝トーナメント進出にはデンマーク戦の勝敗だけでなく、他チームの結果も絡んでくる。

 勝ち点1のチャンスがある試合だったが、決められなかった。素人目で見ると、先発メンバーに比べてサブがうまく機能しない感じも。期待の中村は自信がないように見えた。シュートに行っていいのではないかというところで、パスに行ってしまうのは、美学の世界なんだろうか。岡崎も決定的な場面でヒーローになれなかった。なぜ今の先発メンバーなのかということが確認されたような試合でもあった。