「つかこうへい死去」との訃報を聞いて、思い出した戯曲というと・・・。
つかこうへいさんが亡くなった。映画化されたこともあり、つか戯曲というと「蒲田行進曲」が代表作として挙げられがちだが、個人的には、つかこういちといえば、これ。
- 作者: つかこうへい
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1985/01
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 3回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
で、日本の劇作家というと、別役実、唐十郎、井上ひさし、野田秀樹、鴻上尚史、松尾スズキ、三谷幸喜、宮藤官九郎など多士済々だが、じゃあ、実際に戯曲を読んで印象に残っているものが「熱海」以外に何があるだろうかと考えて、まず頭に浮かんだのはこちら。
- 作者: 三島由紀夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/06
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 22回
- この商品を含むブログ (52件) を見る
これはすぐに頭に浮かんだのだが、しばらく考えて、ああ、こんな戯曲もあったと思い出したのはこちら。
- 作者: 安部公房
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1987/08/28
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 16回
- この商品を含むブログ (21件) を見る
ということで、つか、三島、安部。並べてみると、何の脈絡もない3人だが、ボクの頭の中では「面白い戯曲を書いていた人」というククリで、つながっている。