ノーベル平和賞の欠席は中国、ロシア、イラン、イラク、サウジなど19カ国
ノルウェーのノーベル賞委員会は7日、中国の民主活動家・劉暁波氏(54)に対する今年の平和賞授賞式典を欠席すると伝えてきた国が、19か国に上ったことを明らかにした。(略)欠席=中国、ロシア、カザフスタン、キューバ、モロッコ、イラク、コロンビア、チュニジア、サウジアラビア、パキスタン、セルビア、イラン、ベトナム、アフガニスタン、ベネズエラ、フィリピン、エジプト、スーダン、ウクライナ 未回答=アルジェリア、スリランカ
中国の民主活動家・劉暁波氏の平和賞授賞式に欠席する国の顔ぶれがはっきりしてきたが、このリストを見ると、中国の「圧力」というよりも、国内に民主化・自由化運動や反政府運動を抱えている国々が目立つ感じがする。サウジ、イラク、アフガニスタン、フィリピンも入っているから、米国に近いかどうかも関係ない。