Jリーグ開幕。名古屋グランパスは横浜マリノスと引き分け。名古屋・永井の活躍が楽しみだ

サッカーのJリーグは5日、19年目のシーズンが開幕し、各地で1部(J1)と2部(J2)の10試合が行われ、J1連覇を狙う名古屋グランパスが愛知・豊田スタジアムに2万7153人の観衆を集め、横浜F・マリノスと対戦し、終了間際のPKで1-1で引き分けた。

 Jリーグの2011シーズンが開幕。昨季のチャンピオン、グランパスマリノスと対戦。0−1で、もう開幕戦は敗北かと思われたロスタイムにルーキーの永井がペナルティをとり、ケネディがPKを決めて、そのまま試合は終了。グランパスは土壇場で勝ち点1を拾い、マリノスは掌中にあった2を取りこぼした。やはり簡単には勝てないなあ。しかし、この試合で何よりも楽しみな存在は永井。とにかく速い! 日本を代表するディフェンダー、中澤を振り切る。最後に見せた永井の突破もペナルティエリアでファールしなければ、止められなかった。今日はキーパーと1対1になる場面がありながら、ゴールを決めきれなかったが、このスピード感あふれた突破力は楽しみ。見ていて楽しい選手になりそう。
 今季は有力選手がかなり欧州に渡ってしまったが、永井のほかにも、マリノスの小野、ガンバの宇佐美とか、Jリーグには楽しみな若手がまだまだいる。日本代表のフォワードの座は誰が務めるのだろう。広島には李がいるし、海外には、宮市、岡崎がいる。人材難と思われていたFWの座をめぐる競争は一気に激化してきた。
 で、NHK-BS1グランパスvsマリノス戦のゲストには、香川が出ていた。元気そう。シーズン中に復帰したいと話していた。こちらも楽しみ。ドルトムント優勝の時はクラブに戻っていて欲しいけど。