アルガルベカップは土壇場でドイツに敗れ、なでしこジャパンは準優勝

サッカー日本女子代表は７日、ポルトガルで行われるアルガルベカップの決勝戦、ドイツ戦に臨み、３-４で敗れて同大会初優勝を逃した。

　０−２とドイツに先制されたときは、もう、これで決まりかと思った。その後、２−２に追いつく。アルガルベカップでは延長はなく、いきなりPK戦だとテレビで解説していたので、このままPK戦かなと思った終了間際の時間帯に、ドイツにPKを許し、２−３。さすがに、これで終わりかと思ったら、ほとんど時間のない、終了間際に再び、３−３の同点に追いつく。この粘りはすごい。男子にはない感じ。で、さて、これはいよいよPK戦かと思ったら、ロングボールを蹴りこまれ、それがゴールに。で、試合終了。どうも、グラウンドの選手もPK戦かと思っていた様子。隙があった。
　ということで、アルガルベカップはドイツの手に。しかし、オリンピックを考えると、最後の最後まで一瞬でも気を抜けば、試合を失うということを身をもって知ったわけであり、良かったのかも。一方で、強豪相手に追いつけるという自信もついただろうし、ますます、オリンピックが楽しみになります。
　現在、女子のFIFAランキングは、1位米国、2位ドイツ、3位日本。今度の試合結果で、1位ドイツ、2位日本、3位米国になったりするのだろうか。ドイツはワールドカップの結果、ロンドン・オリンピックの出場権がないというが、だとすると、ランキング1位の国がオリンピックに出場できないという事態も起こり得るのだろうか。わからん。
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