サッカーは社会とともに生きている。Jリーグは4月29日開催。東電・東北電管区はデーゲーム

東日本大震災の影響により中断されているJリーグが、4月29日のJ1第8節から再開されることが濃厚であることが20日、分かった。22日に行われるJ1、J2臨時合同実行委員会で最終的な調整を行い、決定する。すでに各クラブには、ゴールデンウイーク(GW)を再開のメドとすることを通達。J2は4月30日の第9節が再開の第1候補に挙がっている。(略) 4月29日には照明を必要とする午後4時以降開始の試合が5試合あるが、計画停電が行われている東北・東京電力管内ではデーゲームに変更するなど節電に配慮する見込み。多くの集客が見込める時期に再開することで、復興ムードを高められるメリットもある。

 セ・リーグは開幕日で球団と選手会が対立しているが、サッカーはJリーグを見ると、はるかに社会性があるなあ。シーズン再開は4月末のゴールデンウィークから。しかも、東電・東北電館内ではデーゲームにするという。こうした社会性があれば、電力問題も自律的に調整されていくんだろうが、セ・リーグのようなところがあると、「規制」という手法も考えなければならないのだろうな。いずれにせよ、今回の震災後、欧州のサッカーリーグはどこでも試合前に黙祷しているし、サッカーというのはプロになってもクラブであり、市民の常識を忘れないのだな。
Jリーグ公式サイト => http://www.j-league.or.jp/