菅直人首相は23日夜、今国会の会期が8月31日まで延長されたことを受け、国民新党の亀井静香代表と首相官邸で会談した。亀井氏は、東日本大震災からの復旧・復興に向けて「内閣を思い切って強化する必要がある」として、復興基本法の24日施行に伴う復興担当相人事に合わせて内閣を大幅改造するよう進言。亀井氏によると、首相は「しかと検討する」と応じた。首相は25日以降に人事を行う方向だ。
すごいなあ。亀井静香という人は悪魔のような人だなあ。人の欲望のありかを熟知している。このボタンを押すと動くと。イ「オセロ」のイアーゴみたいに首相の耳元で囁いたのだろうか。菅首相は、オセロというより、マクベスみたいな感じもするが。いずれにせよ、私利私欲と私利私欲が重なり合って、内閣大改造へと突き進むのか。辞めるという首相が内閣を大改造する。もう訳がわからない世界だなあ。何だか、政権交代の明るい世界を目指したはずの民主党はいつの間にか、ダークサイドに行ってしまった感じがする。「昭和維新の歌」の歌詞には「権門、上に傲れども 国を憂うる誠なし」とあるが、平成の今も変わらないなあ。
- 作者: 大下英治
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