やっぱり変わっている松本前復興担当相。テレビを連れて被災地を「お忍び訪問」?

被災地の知事に対する「知恵を出さないやつは助けない」などの発言の責任を取って、5日に辞任した松本 龍前復興担当相が、6日、新潟・長野両県の地震の被災地をお忍びで訪問した。松本氏は、「きのう(5日)までは大臣でしたけど。きょう(6日)から、ただの人です」、「全然、怖くないけんね」、「身銭ですよ、当然。ポケットマネーで来てますけど」などと話した。

 変わった人だなあ、と思うけど、やっぱり変わっている。松本復興担当相が被災地を「お忍び訪問」というけど、きっちりとテレビが付いているし、町長は庁舎の玄関で車が着く前から待っている。なんだかなあ。よくわからない。イメージ回復キャンペーンにテレビ局が乗ったという話なのだろうか。しかし、何か変な人だなあ。
 で、松本氏をめぐる今回の不毛な騒動については、内田樹氏のブログの「暴言と知性」という文章が的確な批評になっていた。本当に、日本の指導層はどうしてしまったのだろう。
暴言と知性について (内田樹の研究室) => http://bit.ly/naAco6

邪悪なものの鎮め方 (木星叢書)

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