ワールドカップ準々決勝。イングランドは完勝。クロアチアはまたもPK戦で勝利。ロシアは魅力的なチームだった

 ワールドカップの準々決勝が終わる。イングランドスウェーデンは...

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 もっと接戦になるかと思ったら、2-0でイングランドの完勝。イングランド、それほど強いと思えなかったのだが、いい具合に勝ち進んでいる。

 もうひとつのクロアチア対ロシアは...

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 開催国でホームの勢いに乗っているロシアといっても、クロアチアが相手では厳しいかと思ったら、激闘。先制点はロシア。その後、追いつかれ、延長戦でクロアチアに先行を許し、これで終わりかと思ったら、延長戦後半に同点に追いつく。守備はもちろん、怒涛のカウンターにも迫力があった。

 試合前は、どちらのサッカーを準決勝で見たいかといったら、クロアチアと思っていたのだが、ロシアの魂のプレイを見るうちに、ロシアも見たいと思うようになってしまっていた。ロシアとイングランドがぶつかっていたら、クリミア戦争だったけど...。

 結局、激戦の末、PK戦にもつれ込み、最後はクロアチアの勝利。しかし、ロシア、この大会参加国ではFIFAランキング最下位70位のチームとは思えなかった。ホームの力とはいっても、何がロシアを変えたのか。この大会をきっかけにロシア・サッカーは覚醒したのか。ベスト8で消えたものの、ロシアはこの大会の主役のひとり。これからが楽しみ。

 クロアチアは2戦続けて120分戦ってのPK戦。この疲労がイングランド戦にどう影響するか。決勝で見たいのは、フランス対クロアチアだけど、いまの調子で言うと、フランスが強そうだなあ。 

東欧サッカークロニクル

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