北朝鮮、金正恩氏の元帥就任の「重大発表」。軍をめぐって権力抗争があるのかな

北朝鮮メディアの朝鮮中央通信朝鮮中央放送平壌放送は18日、「重大報道」を予告した上で、正午に「朝鮮人民軍の最高司令官、金正恩同志に朝鮮民主主義人民共和国の元帥称号を授与することを決定した」と発表した。北朝鮮メディアによる重大報道は、昨年12月に金正日キム・ジョンイル)総書記が死亡して以来。(略)北朝鮮が異例の重大報道を予告してまで発表したのは、最高指導者としての金第1書記の存在をあらためて誇示し、権力掌握を強化する狙いとみられる。発表のタイミングについては、李英鎬氏の解任で揺れる軍を落ち着かせる意図との分析もある。

 北朝鮮が昼に「重大発表」というので、何かと思ったら、「元帥称号の授与」。それが重大か?!、という感じだが、李英鎬氏の解任直後というタイミングを考えると、軍の支配をめぐる権力抗争と関係があるのだろうか。これで軍が落ち着くのかどうか。何だか不気味だなあ。この「重大発表」、純粋に国内向けなんだろうなあ。

金正恩が消える日 (朝日新書)

金正恩が消える日 (朝日新書)