中東カタールの衛星テレビ局「アルジャジーラ」は9日、記事を配信するサービスがサイバー攻撃を受けたと発表し、これに対し、シリアのアサド政権の支持を掲げるグループが犯行を認め、アルジャジーラの報道姿勢が反政府勢力寄りだと批判しました。「アルジャジーラ」は9日、携帯電話に記事を配信するサービスがハッカーによるサイバー攻撃を受け、カタールの王族に関する事実でない記事が流れたと発表しました。このほか先週も、ホームページが攻撃を受けたとしています。
中東のメディアの雄、アルジャジーラにサイバー攻撃。シリアのアサド支持派の犯行だという。アサド政権、化学兵器を保有しているといわれるが、サイバー戦争の能力も強化していたのだ。小国のように見えて、最新軍事技術に熱心だったのだな。もはや戦争はリアルの世界だけで終わらず、バーチャルの領域にまで拡大しているのだな。サイバー空間は、陸海空・宇宙に続く第5の戦場といわれるが、実際、そのとおりなのだな。
アルジャジーラ 報道の戦争すべてを敵に回したテレビ局の果てしなき闘い
- 作者: ヒュー・マイルズ,河野純治
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/08/24
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