無料も有料もKindle本を結構、愛用するようになってきている

 著作権切れで無料で読める本、青空文庫をi文庫で読んでいたが、Kindleにも青空文庫の本がたくさん出ている。ランキングが出ているとか、検索の違いで、今までとは読む本も変わってくる感じがする。ということで、最近、読んだのは...

 宮本百合子の『カール・マルクスとその夫人』。カール・マルクスと、その愛妻、イエニーの生涯を追ったコンパクトな伝記。マルクス、苦労していたのだなあ。例えば、『資本論』執筆時の話...

 カールは朝九時から夕方七時まで大英博物館の図書館で仕事をした。エンゲルスの援助と、ニューヨーク・トリビューン紙から送られる一回僅か五ドルの原稿料が生活の資であった。

 頑張っていたのだなあ。夫人の死後3年で、マルクスも逝ったという。
 こんな本も読んでしまった。

 宇野浩二の『思ひ出すままに「文藝春秋」と菊池と』。友人として間近で見ていた、菊池寛「文藝春秋」創刊物語。菊池寛とともに、佐佐木茂索の存在の大きさがわかる。
 そして、その菊池のこんな本。

 『真田幸村』。真田昌幸、信幸、幸村の物語は面白い。
 そんなわけで読んだものはどれも短編。電子書籍は短編をひとつの作品としてピックアップして読むのに向いている。青空文庫をi文庫で読んでいた時は、作家から入ったのだが、アマゾンだと、検索がしっかりしているので、テーマから青空本を選ぶことができるようになる。また、書籍だと、短篇集やら著作集の中に埋没してしまって目につきにくい作品を発見することができる。青空文庫Kindle版で古典を読むことが増えそうだなあ。
 ちなみに、有料で読んだ本、読んでいる本は...
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 iTunesもそうだけど、やっぱり使い勝手がキモだなあ。ランキング、検索など、いろいろなコンテンツと出会えて、ダウンロードも簡単だと、利用してしまうんだなあ。今は、iPadiPhoneKindleアプリで読んでいるけど、早くKindle Paperwhiteを使ってみたい。