中村元『ブッダ入門』
- 作者: 中村元
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2011/02/01
- メディア: 単行本
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第1章 誕生
1.はじめに
2.家系と風土
3.釈尊の誕生
第2章 若き日
1.幼き日々
2.若き日の苦悩
3.結婚
4.出家
第3章 求道とさとり
1.釈尊とマガダ国王ビンビサーラ
2.道を求めて
3.真理をさとる
第4章 真理を説く
1.説法の決意
2.釈尊の説いたこと
3.伝導の旅へ
第5章 最後の旅
1.釈尊とヴァッジ族の七つの法
2.終わりなき旅路
3.最後の説法
ブッダの生涯がていねいに解説されていて、わかりやすいのだが、どうもブッダという人というのはいま一つリアルなイメージがわかない。なぜだろう。キリストも、ムハンマドも何となくイメージがあるのだが、ブッダはそうしたイメージが湧いてこない。映画とかテレビとか、キリストやムハンマドは出てくるが、ブッダはあまり見ない。そうした映像文化の影響だろうか。まあ、基本的に勉強が足りないのだろうけど。