「リッチーとの1日」

 第85回アカデミー短編実写映画賞に選ばれた、ショーン・クリステンセン主演・脚本・監督の作品。バスタブの中で手首を切って自殺しようとして男が妹からの電話で姪っ子を預かることになり...といった話。切なく、面白く、やさしい映画。姪っ子ソフィア役のファティマ・プタセックがおませで、愛らしい。短編小説と同じように短編映画には短編映画には短編映画の良さがある。そうした小説的味わいの短編映画。この年の短編ドキュメンタリー部門のアカデミー賞をとったのは「イノセンテの描く未来」だが、ドキュメンタリー、実写ドラマともに、物語の背景にはDVがある。大きな社会的な問題なのだな。
YouTubeで「リッチーとの1日」の予告編を見ると...

★「リッチーの1日」の公式サイト(英語) => http://curfewfilm.com/