チャンピオンズリーグ準々決勝。ドルトムント、第2戦でレアル・マドリードを猛追するも、及ばず

8日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグ、ボルシア・ドルトムントレアル・マドリーは2?0でドルトムントが勝利を果たした。しかし合計スコアでは3-2でマドリーが上回り、4シーズン連続となる準決勝進出を決めている。

 惜しかったあ。ドルトムントレアル・マドリードに対して0−3で迎えたチャンピオンズリーグの第2戦。前半の早い時間にレアルがペナルティキックのチャンスを得た時は、これでもう終わったかと思ったが、それをGKのヴァイデンフェラーが止めたところから、ドルトムントが怒涛の反撃。前半でロイスが2発決め、2−0となったときは、もしや、と思ったが、あと1点が遠かった。良いチャンスもあったけど、1点が重い。やはり3点差は大きい。しかし、アウェーゴールを許さず、2点をとったところは、ドルトムントも意地を見せたなあ。敗軍の将、クロップ監督も...

ユルゲン・クロップ監督は「今日は100%示すことができた。明らかに我々の方が上だった」と胸を張り、「雰囲気も素晴らしかった。とにかく格別な夜だった」と白い巨人を土俵際まで追い込んだイレブンを称えた。

 確かに「格別な夜」というのもわかる。近来まれなエキサイティングなゲームだった。ドルトムントは、チャンピオンズリーグでいい試合が多い。

チャンピオンズリーグの20年 ---サッカー最高峰の舞台はいかに進化してきたか

チャンピオンズリーグの20年 ---サッカー最高峰の舞台はいかに進化してきたか