決勝トーナメント、フランス対アルゼンチン、クロアチア対デンマーク。FIFAランクとワールドカップは別物かな
南米予選も最終戦でワールドカップ・ロシア大会出場を決めたアルゼンチン、グループDでも1分け1敗と、最下位に追い詰められていたが、リーグ最終戦は...
headlines.yahoo.co.jp ナイジェリアは引き分けで2位になれたわけで、かなり危ない試合展開だったけど、最後の最後で逆転。ロシア大会、予選も含めて、ギリギリの戦いが続いているなあ。土俵際の魔術師といった感じ。ちなみにクロアチアは全勝。3戦通じて、失点はPKの1点のみ。強いなあ。
一方、グループCは...
www.sanspo.com フランスが1位、デンマーク2位。
というわけで、このグループのベスト16対決は(カッコ内はFIFAランキング、3戦通じての総得点ー総失点)
フランス ( 7位、3-1)対アルゼンチン( 5位、3-5)
クロアチア(20位、7-1)対デンマーク (12位、2-1)
こうして見ると、FIFAランキングはワールドカップの大勝負ではあまり当てにならないか。あるいは、決勝トーナメントになると、FIFAランクが地力となって反映してくるのだろうか。
グループリーグを見る限り、得点、失点いずれの面からもクロアチアの強さが際立つ。この4カ国のなかではランキングは最下位だけど。今回のワールドカップ、ランキングの順位で見る以上に実力は接近していて、チーム、特に中核選手のメンタル、フィジカルの仕上がり次第で勝敗が左右されるだろうか。下剋上大会になるだろうか。日本にも期待してしまうなあ。
ディフェンスが勝負の基本とすると、アルゼンチン、あまりにも失点が多い。勝ち点ではグループ2位でも、3戦合計では失点のほうが多い。今回の大会から導入されたビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)への対応ができていないのだろうか。反則ギリギリというか、ほぼ反則のテクニックによるディフェンスが今まではあったのだったりして。ナイジェリア戦でも失った1点はPKだった。
グループリーグだけ見ると、クロアチア、フランスがベスト8に抜けてきそうだが、どうだろうか。フランスは、アルゼンチンの調子が上がってこないのを見て、なめてかかることがリスクか。クロアチアはグループリーグの調子があまりにも良くて、ピークが早く来すぎたなんてことがあるのかどうか。
テレビはワールドカップのときしかサッカーを見ない人向けにメッシだけしかサッカー選手はいないみたいだけど、フランスもクロアチアもスター選手が揃っているし、ここでアルゼンチンが覚醒したのかどうか、わからない。ナイジェリア戦も、そこまでの強さは感じなかった。どうなんろう。
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