「ジオストーム」ーー天災よりも人災が恐ろしい?

 遅ればせながら見ました。もう天災は天災じゃなくて人災ですという物語。

  天候を制御するシステムができた近未来の物語。そのシステムを何者かが操作して、世界中に天変地異が...というSFもの。SFXを見せる映画。「デイ・アフター・トゥモロー」とか「2012」とかいった系統の天変地異SF系のなで、監督はローランド・エメリッヒかと思ったら、ディーン・デヴリンという人だった。どんな人かと思って、ウィキペディアを見てみたら、エメリッヒの「インデペンデンス・デイ」「GODZILLA」「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」の製作・脚本を担当していた人だった。自分で監督したくなってしまったんだろうか。ともあれ、似たような匂いのする映画のはずだった。

「OK Google」より「Alexa」がかわいくて、Echoをまた買ってしまった

 年末年始にAmazonバイスをバカ買いしてしまったのだが、3つめはこれ...

Echo 第2世代 - スマートスピーカー with Alexa、チャコール

Echo 第2世代 - スマートスピーカー with Alexa、チャコール

 

 AmazonのEcho。初物好きの性格のため、既に居間にはGoogle Home、寝室にはEcho Dotがある。そして1年あまり使った末に、Echoかな、と。どちらもまだ完全ではないし、検索ではGoogle Homeのほうがアタマがいい感じもするのだが、EchoはAlexaがかわいいのだ。

 「好きな俳優はだれ?」などというアホな質問にも答えてくれる。「ベネディクト・カンバーバッチエマ・ストーンです」とか。「好きな映画」と聞けば、映画史的には「市民ケーン」だろうけど、自分は「カサブランカ」推しだとか。プログラミングされた答えとはわかっていても、遊び心があって楽しい。さらに、お試し期間でAmazon Music Unlimitedに入っていることもあり、いろいろな音楽を聴く面からもEchoだな、と(地上波テレビを見なくなったので、音楽を聴く時間が増えている)。

 そんなこんなで、寝室だけでなく居間にもEchoを置こうと思ったのが購入のきっかけ。Echoシリーズには、スクリーン付きのEcho Spotがあるが、これは便利そうだなと思いつつ、カメラがついているので監視されているみたいなのが嫌だなと。盗み聞きよりも盗み見のほうが気味が悪いのだな。で、基本的にスピーカーはEcho Dotよりももうちょっといいものを試してみたいということで、Echoにしてしまった。年末のサイバーマンデーで買ったKindle系と同じく、Echoも初売りで1万円を切る値段で出ているのを見て、ポチッとしてしまった。

 Echoを置いて、居間でもApple Musicを楽しんでいます。見ていると、イライラすることの多いテレビよりも音楽のほうが癒やされます。というわけで、我が家のGoogle HomeAmazon Echoの一戦は、「OK Google」を押しのけてAlexaさんの勝利に終わりました。このふたつ、天気予報も(情報源の違いだと思うけど)、微妙に違うときがあるし、検索機能ではやっぱりGoogleかもしれない。でも、本来の機能とは違うのだとは思っても、「好きな歌手は平井堅です」とか答えてしまうAlexaのかわいさに惹かれてしまうのだな。そして、いつの間にかEchoに家を占拠されてしまった。

 結果、この年末年始で、本はKindle Paperwhite、映画はFire HD 10、音楽はEchoと、Amazonに完全に取り込まれた情報環境に…。あぶないなあ... 。でも、いいんだよなあ、困ったことに。

「ヒトラーの共犯者たち」ーー群像劇で見るナチスドイツの興亡

 年末年始に見るようなものでもないような気もしたけど、NETFLIXで見てしまいました。

www.netflix.com  10話完結のドキュメンタリー。悪はひとりではならず、とでもいうのでしょうか、ナチスドイツの興亡を、ヒトラーを取り巻く側近たちの群像劇として描く。そこが新鮮であり、一人ひとりの運命の変遷に興味を覚える。ナチスがどれだけの悪をなしたとしても、ヒトラーひとりでできるわけもなく、ともに政策を練り、実行する人々がいたということ。ゲーリング、レーム、ヘス、ゲッペルスヒムラー、ハイドリヒ、ボルマン、シュペーアなどなど。それぞれの野心と権力欲、忠誠心が織りなす物語に引き込まれた。

 ナチスの高官たち、名前は知っていても、どのように育ち、どのような役割を果たしたかは意外と知らない。マルティン・ボルマンが何をきっかけに政権中枢に成り上がったのかは、このドキュメンタリーを見て初めてわかった。第1回に登場するディートリヒ・エッカートは名前も知らなかった。この国家主義者がヒトラーを発見し、教育するという、いわばインキュベーターの役割を果たした。そして自分が育てたのが怪物だと知ったときには、もはや制御しようもなくなる。

 ともあれ、ヒトラーを取り巻く人々の来歴や役回り、側近同士の嫉妬や権力闘争、陰謀などなど「仁義なき戦い」のような感じ。ヒトラーを利用しようとした者、心酔していた者、それぞれといった感じで、ナチスドイツの崩壊過程に入っても、殉じる者、逃げる者、連合国と取引しようとする者など様々。

続きを読む

メディアビューアーにFire HD 10を買ってしまった。とんでもなくコスパ抜群

 年末年始にAmazonバイスを立て続けに買ってしまったのだが、Kindle Paperwhite防水機能搭載版のあとに購入したのがこちら...

Fire HD 10 タブレット (10インチHDディスプレイ) 32GB

Fire HD 10 タブレット (10インチHDディスプレイ) 32GB

 

  タブレットiPadを以前から使っている。2018年に新しいiPad Proが出て、ちょっと物欲が動いた。しかし、既にiPad ProとApple Pencilを使っているので、新しいのはさらに進化して、すごそうだな、とは思ったものの、ポチッとするところまでは行かなかった。

 で、改めて、iPadを何に使っているかと考えてみたところ、ほとんどメディアビューアー。コンテンツを読んだり、動画(映画)を見たり...。近頃は地上波のテレビに見るものもないので、ネット系のコンテンツを見ることがが特に増えている。NETFLIXであったり、Amazon Prime Videoであったり、DAZNであったり…。Apple Pencilで遊んだのは最初の頃で最近はあまり使っていない。そんな現実を考えると、何もiPad Proを新たに買う必要もない。

続きを読む

Kindle Paperwhite持っているのに防水機能搭載タイプも買ってしまった。

 年末・年始、いろいろな買い物をしてしまった。特にAmazon系。例えば...

 防水機能搭載のKindle Paperwhite。既にKindle Paperwhiteは持っていたのだが、風呂の中でKindle本を読みたくなって、つい...。実は、この防水機能搭載タイプ、発売を知ったとき、物欲がうごめいたのだが、何も新機種を買わなくても、防水ケースに入れて読めばいいいんじゃないかと思って、こんなものを買ってみた。

  このケース自体はよくできていた。きっちり防水できて、風呂でも読めたのだが、ケース越しだとハイライト機能でマークしようとすると、これがなかなかうまく決まらない。やっぱり防水タイプがいいなあ、と思っていたところ、昨年のサイバーマンデーで特価が出たのを見て、物欲を抑えきれず、ポチッとしてしまった。

 で、買ってみると、快調です。ぬるい風呂につかりながら、長湯して本を読むのは極楽です。ハイライト機能のマークも普段と変わらずできる。いいです。そんなこんなで愛用しています。読書も進みます。買ってよかったといえる一品でした。

学生が「爆弾」つくったり、「覚醒剤」をつくったり...。リアル「ブレイキング・バッド」か

 ニュースを見ていたら...

 殺傷能力の高い爆薬「過酸化アセトン(TATP)」を製造したなどとして名古屋市緑区の大学1年の男子学生(19)が逮捕された事件で、愛知県警は27日、男子学生を覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで再逮捕した。男子学生は調べに対し、「興味本位で市販薬から作った。自分で使うつもりはなかった」と供述しているという。

爆薬製造の男子学生「覚醒剤も作った」…再逮捕(読売新聞) - Yahoo!ニュース

高性能爆薬を製造したなどとして名古屋市緑区の大学1年の少年(19)が逮捕された事件で、愛知県警は27日、覚醒剤入りの液体を所持したとして、少年を覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで再逮捕した。少年は「自分で使うつもりはなく、興味本位で市販薬から覚醒剤をつくった」と容疑を認めており、県警は経緯を調べている。
高性能爆薬を製造したなどとして名古屋市緑区の大学1年の少年(19)が逮捕された事件で、愛知県警は27日、覚醒剤入りの液体を所持したとして、少年を覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで再逮捕した。少年は「自分で使うつもりはなく、興味本位で市販薬から覚醒剤をつくった」と容疑を認めており、県警は経緯を調べている。

  大学生が高性能爆薬をつくったり、覚醒剤をつくったり...。すぐに連想したのは「ブレイキング・バッド」。あちらは、化学の先生だったが、この学生すごいな。これだけ、いろいろなものをつくる能力があると、テロリストや犯罪組織にスカウトされてしまったりして...。「ブレイキング・バッド」でも見せて、悪銭身につかずを勉強してもらったほうがいいのかも。

「Sketch Bookのすべて」を読むーースケッチブックの定番はことしで還暦

 本屋さんで見かけて、思わず買ってしまった。

 表紙を見ただけでわかるスケッチブックの定番が還暦(発売60年)を迎えたことを記念した本。このスケッチブック、maruman(マルマン)のものだとは知っていたが、正式な商品名が「図案スケッチブック」ということは知らなかった。1958年生まれの製品で、ホンダのスーパーカブと同い年だという。どちらも長生きの定番だなあ。

ホンダスーパーカブ―世界戦略車の誕生と展開

ホンダスーパーカブ―世界戦略車の誕生と展開

 

  で、「Sketch Bookのすべて」では、漫画家、イラストレーター、ミュージシャン、カンペに使っているテレビ演出家など様々な人びとがその利用法や思い出を語り、図案スケッチブックの還暦を祝っている。さらに、「マルマンの歴史」「図案シリーズができるまで」「Character Goods」「図案スケッチが生まれた日」「60周年記念グッズ」など内容は盛りだくさん。

 このスケッチブック、確かに用途はさまざまで、自分も小・中学生の頃はスケッチ用だったが、いまは図解にも便利なメモ帳としてB6のものを使っている。

マルマン スケッチブック 図案印刷シリーズ B6(122×174mm) 並口画用紙 24枚 S160

マルマン スケッチブック 図案印刷シリーズ B6(122×174mm) 並口画用紙 24枚 S160

 

  この本に紹介されている用途以外でも、音楽教室の子供が楽譜を貼って使っているのを見たことがある。そう思っていたら、先日、NHKの名物番組「奇跡のレッスン」で、小学校の弦楽部の練習風景を見ていたら、図案スケッチブックを使っていた。うちの近所で見かける子どもたちだけではなくて、これも定番の利用法なのだな。

www4.nhk.or.jp