三洋電機、井植一族が退場?

経営再建中の三洋電機は28日、井植敏雅社長(44)が辞任し、後任に佐野精一郎執行役員(54)が昇格する人事を正式に発表した。いずれも4月2日付。昭和22年の創業以来、社長、会長から創業家の井植一族の名前が初めて消え、同族経営に幕を下ろす。大株主で取締役会の過半数を占める三井住友銀行など金融機関の主導権が明確になり、事業の選別や売却の動きが加速しそうだ。

 三洋電機から創業家の井植一族の名が消える。何だか、「ハゲタカ」のエピソードみたいだなあ。「サンデートイズ」と「大空電機」がゴッチャになったみたいな話。三井住友銀行は“三葉銀行”で、ゴールドマン・サックスは“ホライズン”という役回りか。ま、本当は全然違うストーリーで動いているんだろうけど。