2008年、邦画は過去最高の興行収入

日本映画製作者連盟は29日、2008年に公開された映画の興行収入(興収)が1948億3600万円だったと発表した。前年比1・8%減で2年連続の前年割れ。しかし邦画の興収は1158億5900万円で同22・4%増となり、2000年に興収が公表され始めて以来、最高となった。宮崎駿監督の「崖の上のポニョ」が150億円を超えるヒットを記録するなどが好調の理由で、洋画を上まわったのは2年ぶり。洋画は789億7700万円で2000年以来最低。全興収に占める洋画の割合は40・5%に落ち込んだ。

 「ポニョ」と「花男」かあ。邦画が好調だったんだなあ。不景気になると、映画が強いのか。それとも、大量宣伝・大量公開で一気に稼ぐシネコン型映画商売の炸裂か。作品性よりもマーケティングの時代か。