アップルがiPadを発表

 アップルが新しいタブレット型情報端末「iPad」を発表。「iSlate」とか「iTablet」とか、いろいろな名前が取りざたされていたが、「iPad」だった。「iPod」と一字違いで、紛らわしいけど。評価に付いてはネットでかなり盛り上げっているが、映像やスペックを見た限りでは、う〜ん。大きな「iPod Touch」というか、「iPhone」というか。既に、いろいろなところで指摘されているが、SDスロットがなかったり、やはりアップルの世界で生きている端末。音楽、映像に続いて、今度は書籍・雑誌・新聞などのペーパーメディアをデジタルに、というのだろうが、う〜ん。確かに、16GB、3GSなしで、499ドルという値付けは安いとは思うものの、買うかというと…。発表前に盛り上げっていたときには、発売したら即・買いと思っていたが、いまは微妙な感じ。美しいデザインだし、値段も手頃だし、同じような価格帯で日本でも出たら、欲しくなるかもしれないが、でも、ちょっと考えてしまう。
 既に、iPhoneは持っていて、出かけるときに、タブレットも一緒に、という気にはならないし、外で、がしがしメールを打たなければならなかったり、資料を纏める必要がある時は、キーボードがついたネットブックなり、ノートPCのほうがいいし…。自宅での作業は、iMacが使いやすいし、テレビも光回線に繋がっているから、動画系はこちらのほうが迫力があるし。最初は珍しくて触りまくって、飽きたらデジタルフォトフレームになっているのかも。でも、となると、SDスロットが欲しいし。
 美しいタブレットだけど、Googleが、Chrome OSやらアンドロイドを使って何をやってくるのか、さらに、その環境を利用してハードメーカーがどんな新しい提案をしてくるのか、そっちのほうに関心を持ってしまうなあ。でも、iPad、買ってしまうかもしれないけど。
Appleの「iPad」オフィシャルサイト
 http://www.apple.com/ipad/