代表選後の世論調査に見る菅首相支持率

 今日の朝日と日経が民主党代表戦後の菅首相の支持率を調査していた。まず朝日...

民主党代表選の結果を受けて、朝日新聞社が14、15日に実施した緊急の全国世論調査(電話)によると、菅直人首相が小沢一郎氏を破って首相を続けることを「よかった」と答えた人は72%に達し、「よくなかった」12%を圧倒した。一方、菅首相の続投で「政治がうまく進む」とする人は28%で、「うまく進まない」とみる38%が上回る。(中略)内閣支持率は57%(不支持24%)。4、5日の前回調査の49%からさらに上昇し、6月の内閣発足時(60%)に近い水準まで回復した。

 続いて、日経...

日本経済新聞社テレビ東京が14、15両日に実施した緊急世論調査で、菅直人首相が民主党代表に再選され、首相を続けることについて81%が「よかった」と答えた。理由(複数回答)は「首相が頻繁に代わるべきでない」の72%が最多で「小沢一郎氏に首相になってほしくない」の46%が続き、消極的支持が多かった。菅内閣の支持率は71%と8月の前回調査から17ポイント上昇した。

 朝日が72%、日経が81%と、「管さんが続投して良かった」というのが世論調査の結果。短期間での首相交代はやめて欲しいという空気が強いのだな。内閣支持率は朝日が57%、日経が71%。こちらはずいぶん差があるが、いずれにせよ、支持率は上昇している。
 両紙とも内閣組閣後に改めて調査する気なのだろうか。最初の大仕事の人事で評価がどう変わるのか、測定することができる。
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