お騒がせの「iPS細胞」虚偽発表の森口氏を東大が懲戒解雇

東京大病院特任研究員の森口尚史氏(48)がiPS細胞の臨床研究をしたと虚偽の発表をした問題で、東京大は19日、森口氏を同日付で懲戒解雇した。森口氏が当初6回実施したとしていたiPS細胞の移植手術のうち、少なくとも5回について虚偽と認定した。残る1回については今後も調査を継続する。東京大は同日午前、森口氏を呼び出して、辞令を直接交付した。本人から辞表は出ていなかったという。

 雉も鳴かずば撃たれまいというか、大々的なウソの発表をしなければ、特任研究員として安泰だったのに、東大を懲戒解雇されてしまう。なぜ、あんなことをしたのだろう。虚言癖なのか。一種の病気なのだろうか。しかし、東京大学の人だからと言って簡単に信用してはいけないという点では、社会教育に大きく貢献しているかも。やはり、人は肩書きで見てはいけないと。
 で、この余波で...
共同通信編集局長を減俸=計5人を懲戒処分−iPS臨床応用の誤報問題 - 時事ドットコム => http://bit.ly/S8bw8Q
 本来、ジャーナリストは疑り深い人種のはずなんだけど、軽くやられてしまった。というか、やられるメディアとやられないメディアが分かれてしまったせいで、負け組には罰が待っているんだなあ。しかし、週刊朝日の問題といい、この森口氏に踊らせれた誤報問題といい、このところ、メディアには、イケていない話題が多い。

ジャーナリストはなぜ疑り深いか (中公文庫)

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