キム・ヨナ、恐るべし。1年8カ月ぶりの復帰戦のSPで今季世界最高スコア

女子ショートプログラム(SP)が行われ、約1年8カ月ぶりに実戦復帰した10年バンクーバー冬季五輪金メダルの金妍児(22=韓国)が、「吸血鬼の接吻」がテーマの演技をほぼノーミスで滑り、11月のNHK杯で浅田真央が出した今季世界最高の67・95点を上回る72・27点をマーク。「演技には満足している。朝起きて緊張したけど、普段からやっていることをやって本番を迎えることができた」と喜んだ。

 うーむ。キム・ヨナ、恐るべし。1年8カ月、実戦から遠ざかっていて、復帰した試合で、いきなりの今季世界最高スコア。ノーミス。すごい精神力と技術力だなあ。これはショートプログラムだから、問題は、体力を必要とするフリーで、この集中力を持続できるのかどうか。フリーでも高スコアを叩きだすようだと、これは本物だなあ。韓国・中央日報の記事を読むと、フリーの曲は「レ・ミゼラブル」だという。年末から映画も公開されるわけで、キム・ヨナマーケティングがしっかりしているなあ。コーチは誰になったのだろう。
★<フィギュア>キム・ヨナが完全復活、浅田真央の点数超える | 韓国・中央日報 => http://bit.ly/WRyLmQ