ドイツ・カップは延長戦の末、バイエルンがドルトムントを制す
サッカーのドイツ・カップ決勝は17日、ベルリンで行われ、バイエルン・ミュンヘンが延長の末に2―0でドルトムントを下した。2季連続17度目の優勝で、国内リーグと合わせての2冠を達成した。
バイエルン・ミュンヘンとボルシア・ドルトムントという宿敵の対決は延長戦の末、バイエルンが勝利。2−0だが、1点取られてからは前がかりになるので、点差はあまり意味がない気がする。どちらかというと、ドルトムントが良い試合運びをしているように思ったのだが、延長線に入り、焦りが出たのか、少々落ち着きを欠いたプレイが出て、それが命取りになった。惜しいなあ。試合を落ち着かせるところで、急いだところが失敗だった気がする。
それ以上に惜しいのは、後半、フンメルスのヘディングをゴール前でダンテがクリアしたのだが、このボールがゴールラインを超えていた疑いがあること。GKのノイアをカバーしたダンテは見事だったが、テレビのビデオを見ると、どうもゴールと判定するのが正しかった感じがする。判定は判定だから仕方がないのだが、ドルトムントのクロップ監督も、この判定、不満のようだった。
しかし、グラディオラのバイエルン、一時は最強というイメージだったが、最近は、強いには強いけど、最強という風でもなくなってきた。バルセロナもこのところ、精彩を欠いている。サッカー戦術は変革期にあるのだろうか。個人的にも最近はシメオネのアトレティコ・マドリードが好きだったりするんだが。
★ 判定に不満の残るクロップ - Goal.com
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