自殺者は3年連続で3万人を下回る。その割に電車の人身事故は...

去年、自殺した人は2万5374人で、前の年より1900人以上減り、3年連続で3万人を下回ったことが、警察庁のまとめで分かりました。
警察庁によりますと、去年1年間に自殺した人は全国で2万5374人で、前の年よりも1909人、率にして7%減りました。年間の自殺者は平成10年以降3万人を超え続け、ピーク時の平成15年には3万4000人余りに上りましたが、平成24年から3年連続で3万人を下回りました。男性が1万7354人、女性が8020人でした。
都道府県別では、最も多かったのは東京都の2647人で前の年より175人減りました。

 自殺者は減り続けているのだ。安倍政権はこれも成果の一つというのだろうか。自殺者が減るのはいいことだが、一方で、首都圏の電車の人身事故(酔っ払いなどの転落事故もあるだろうけど、自殺が多い?)というのは実感的には以前とあまり変わっていないような気がする。まあ、実感とデータは一致するわけじゃないし、実感の方は個人的な体験と思い込みで、サンプル数も少なすぎるから、まあデータのほうが正しいんだろうな、と思うんだが、それでも、自殺の統計データの取り方を変えたりしていなんだろうか、とか、疑り深い性格だけに、ちょっと考えてしまう。

自殺対策白書〈平成26年版〉

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