宮崎駿監督はモーリン・オハラのファンだった。このあたりの映画を見ていたのかな

授賞式後、金色のオスカー像を手に会見に臨んだ宮崎監督の顔は、明らかに興奮していた。だが、一番の喜びに挙げたのは受賞ではなく、米映画「わが谷は緑なりき」(日本公開1950年)以来のファンで、今回一緒に名誉賞に輝いたオハラに会えたこと。授賞式前に手を握って会話したと明かし、「僕は堂々と、こっそり言ったんです。『とてもキレイです』と」と大感激だ。

 アカデミー名誉賞を受賞した宮崎駿監督、セレモニーでの最大の感激は同じく名誉賞のモーリン・オハラに会えたことだったのだ。熱烈なファンだった感じだなあ。この記事で紹介されている出演作は、こちら。

 ジョン・フォード監督がアイルランドを舞台に描いた「わが谷は緑なりき」。モーリン・オハラはフォード監督のお気に入りだったようで、出演作が多い。なかでもジョン・ウェインと共演した、こちらは代表作の一つ。
静かなる男 [DVD]

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 「静かなる男」。「わが谷」と同じようにアイルランドが舞台で、最後の殴り合いが見せ場だった。
 で、フォードの西部劇となると、これかな。
リオ・グランデの砦 [DVD]

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 「リオ・グランデの砦」。フォードお得意の騎兵隊もので、お相手役は同じくジョン・ウェイン。フォード映画で、モーリン・オハラはいつもウェインと夫婦役を演じている印象があるのだが、タイロン・パワーと夫婦を演じたのはこちら。 ウェストポイント陸軍士官学校を舞台にした「長い灰色の線」。舞台は米国だが、アイルランド出身の女性の役。
 で、若い頃は、こういう映画にも出てたいのだな。
ノートルダムのせむし男 FRT-033 [DVD]

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 「ノートルダムのせむし男」で、ヒロインのエスメラルダ役。
 このあたりの映画は古典だから、どの作品もリアルタイムでは見ていなくて、テレビで見たものだが、個人的には「わが谷は緑なりき」と「静かなる男」が好きだなあ。宮崎監督も「わが谷は緑なりき」がきっかけだったのかあ。映画館で見たのかな。
モーリン・オハラ - Wikipedia
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