2017-01-01から1年間の記事一覧

キムタクの「無限の住人」、ゴールデンウィーク興行の映画バトルでどうなるか。シネコンで占うと...

テレビをつければ、キムタクが出ているといいたくなるぐらい、「無限の住人」のパブリシティにテレビを走り回っていたが、このゴールデン・ウィーク、エマ・ワトソンの「美女と野獣」はあるは、とめどなくカーアクションが派手になっていく「ワイルド・スピ…

ソノヤ・ミズノ Sonoya Mizuno

日本と英国・アルゼンチン系のハーフで、東京生まれ、英国育ちの女優であり、ダンサーにしてモデル。日系英国人。「エクス・マキナ」で無口な謎の「キョウコ」さんを演じているのを見て気になり出したのだが、「ラ・ラ・ランド」にも「Someone in The Cloud…

「ラ・ラ・ランド」を観る

いま、ミュージカルと言えば、エマ・ワトソンの「美女と野獣」なのだろうが、遅ればせながら、エマ・ストーンの「ラ・ラ・ランド」をみました。「ラ・ラ・ランド」は昨年米国で公開されたときから気になっていたのだが、ミュージカル好きの知り合いの評価が…

町山智浩『最も危険なアメリカ映画』を読む

最も危険なアメリカ映画 『國民の創生』 から 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 まで作者: 町山智浩出版社/メーカー: 集英社インターナショナル発売日: 2016/10/26メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (9件) を見る トランプ政権の誕生…

森健『小倉昌男 祈りと経営』を読む

小倉昌男 祈りと経営: ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもの作者: 森健出版社/メーカー: 小学館発売日: 2016/01/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見る 小倉昌男と言えば、ヤマト運輸の伝説的経営者であり、「宅急便」の生みの親。この本の…

ちかごろの世の中を見ていて思い出す本と映画

今日もまた、こんなニュース... 江戸時代以降の災害の教訓を将来に伝えるため、政府の中央防災会議の専門調査会がまとめた報告書を、内閣府がホームページから削除していることがわかった。一部に関東大震災時の「朝鮮人虐殺」についての記述が含まれており…

「ヒトリシズカ」を見る

ヒトリシズカ DVD-BOX出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)発売日: 2013/07/02メディア: DVDこの商品を含むブログ (4件) を見る WOWOWの連続テレビシリーズ。Amazonプライムにあったので、見てしまった。WOWOWの売り文句では 5つの殺人事件の背後に…

三鬼陽之助『東芝の悲劇』:東芝は50年余り前から悲劇の会社だった

巨額の赤字に沈み、いつまで経っても、まともな決算を出すことができず、迷走を続ける東芝。かつての名門、東芝はどうなってしまったのだろう。しかし、考えてみれば、昔から東芝は「悲劇の会社」だったのかもしれない。古本屋さんで見つけた三鬼陽之助の『…

佐藤優『大国の掟』を読む

大国の掟 「歴史×地理」で解きほぐす (NHK出版新書)作者: 佐藤優出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2016/11/10メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る 副題に『「歴史×地理」で解きほぐす』。昨年のBrexit、トランプ政権の誕生、そして北朝…

星野源『いのちの車窓から』を読む

いのちの車窓から作者: 星野源出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2017/03/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見る 以前からカルト的な人気のある人だったが、昨年、歌にドラマにコントに国民的歌手・俳優として大ブレークした星野源のエッセイ…

綾瀬はるかの「ICHI」

ICHI [Blu-ray]出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント発売日: 2009/04/03メディア: Blu-ray購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (5件) を見る 女性版の座頭市アクション映画。女座頭の市を演じるのは、綾瀬はるか。綾瀬はるか、天然とい…

島田裕巳『神道はなぜ教えがないのか』を読む

神道はなぜ教えがないのか (ベスト新書)作者: 島田裕巳出版社/メーカー: ベストセラーズ発売日: 2013/01/09メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る 森本学園は神道系の小学校をつくろうとしていたなどといった話もあり、神道につい…

薄氷の殺人

薄氷の殺人 [Blu-ray]出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2015/05/20メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (4件) を見る 連続バラバラ殺人事件の被害者に関係した女性と、その女性に惹きつけられ、事件を追う元刑事の男を描いた中国映画。予告編を…

『日本会議の正体』『日本会議の研究』を読む

安倍政権を支える(支配する?)保守系団体として、そして憲法改正から森友学園問題まで、その名前が登場する組織として注目を集める日本会議について勉強してみたくなって、2冊ほど本を読んでみた。まず、この本日本会議の正体 (平凡社新書)作者: 青木理出…

米NSCからバノンが追われ、ベトナム戦争の教訓を研究したマクマスター補佐官の存在感が増す様子

トランプ政権が発足して以来、初めての明るいニュースかもしれない。 トランプ米大統領が米国家安全保障会議(NSC)を再編し、側近のスティーブン・バノン米首席戦略官・上級顧問をメンバーから外したことが5日わかった。複数の米メディアが伝えた。NS…

10 クローバーフィールド・レーン

10 クローバーフィールド・レーン ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]出版社/メーカー: パラマウント発売日: 2016/10/20メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (5件) を見る 「クローバーフィール/HAKAISHA」の続編風のタイトルだが、内容的には関係ない。あ…

エクス・マキナ

エクス・マキナ ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン発売日: 2016/11/18メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (7件) を見る 遅ればせながら、見ました。アカデミー賞視覚効果賞を受賞した作品で…

スポットライト

スポットライト 世紀のスクープ[Blu-ray]出版社/メーカー: VAP,INC(VAP)(D)発売日: 2016/09/07メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (7件) を見る 遅ればせながら、見ました。神父による児童の性的虐待をカトリック教会が組織的に隠蔽していたことを調査報…

クリストファー・ノーランは「ダンケルク」を撮っているのだ

テレビは面白くないし、といって、本を読む気も、映画を見る気もせず、何となくYouTubeを眺めていたら、こんな予告編が… 「ダンケルク」。監督は何とクリストファー・ノーラン。この映画、映画ファンだと既に知っている人は知っていたのだろうが、わたしゃ初…

オデッセイ

オデッセイ [Blu-ray]出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売日: 2016/11/25メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (21件) を見る 遅ればせながら、見ました。英語の原題の「The Martian(火星人)」というほうが映…

いまは千葉県知事選の最中なのだなあ。来週の26日が投票日

国会は森友学園の国有地の異常な激安払い下げ問題で(じゃなくて、首相を侮辱したからか)証人喚問だと騒いでいるし、東京都は築地市場の豊洲移転をめぐって百条委員会だと、あっちもこっちもスキャンダルで騒然としえいるが、千葉県は県知事選挙の真っ最中…

ビル・パクストンが死去。記憶に残る映画というと...

「エイリアン2」「アポロ13」「タイタニック」など多くのヒット作に出演した米俳優ビル・パクストンさんが2月25日(現地時間)、死去した。61歳だった。家族が発表した声明によれば、手術による合併症が原因だという。 主演というよりも、名脇役といったほう…

アカデミー作品賞は「ラ・ラ・ランド」じゃなくて...「ムーンライト」。授賞式は前代未聞の大混乱

ハリウッドはアンチ・トランプが多いけど、そのトランプが喜びそうな大混乱。 第89回アカデミー賞(Academy Awards)授賞式が26日、米ハリウッド(Hollywood)の「ドルビー・シアター(Dolby Theatre)」で開催され、注目されていたミュージカル映画『ラ・ラ…

トランプ大統領、100年近い伝統を持つホワイトハウス記者会主催の夕食会に出席せず

トランプ米大統領は25日、ツイッターで、「ホワイトハウス記者会主催の夕食会に今年は出席しない」と述べた。記者会と政権や議会幹部、有名人らが参加する夕食会は毎年恒例の行事で、今年は4月29日に行われる予定。トランプ大統領とメディアの対立が深…

東京マラソン、2時間3分台の記録が出たけど…

8月に行われる陸上の世界選手権の代表選考を兼ねた東京マラソンで、24歳の井上大仁選手が2時間8分台のタイムで日本勢トップの8位に入り、代表入りに近づきました。また、優勝は元世界記録保持者のケニアのウィルソン・キプサング選手で、2時間3分5…

トランプ政権、自分たちに批判的なメディアの取材は受けないと?

大統領選の際にトランプ陣営の関係者がロシアと接触していたという報道をFBIに否定するように、と圧力をかけていたことが露見したばかりのトランプ政権。 ★ FBI、米政権の要請断っていた ロシア接触報道否定せず(CNN) => http://www.cnn.co.jp/usa/3509…

アゴタ・クリストフ自伝『文盲』を読む

文盲: アゴタ・クリストフ自伝 (白水Uブックス)作者: アゴタクリストフ,堀茂樹出版社/メーカー: 白水社発売日: 2014/09/23メディア: 新書この商品を含むブログ (8件) を見る 『言葉はこうして生き残った』で知った本。著者のアゴタ・クリストフはハンガリー…

鈴木清順が死去。やっぱり「けんかえれじい」だな

「けんかえれじい」「ツィゴイネルワイゼン」など個性的な美学に貫かれた作品で知られる映画監督の鈴木清順(すずき・せいじゅん、本名清太郎〈せいたろう〉)さんが13日午後7時32分、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患のため、東京都内の病院で死去した。…

遠藤周作『こころの風景/風の十字路』を読む

風の十字路―こころの風景作者: 遠藤周作出版社/メーカー: 小学館発売日: 1996/06メディア: 新書この商品を含むブログを見る マーティン・スコセッシ監督の「沈黙」が公開され、むかし、遠藤周作の『沈黙』とか『海と毒薬』とか読んだなあ、と思い出して、遠…

トランプ政権下、米国はジョン・ル・カレ的な世界へ。情報機関が身内を信用できない?

ジョン・ル・カレのスパイ小説というと、東西冷戦下、英国情報部の内部、それも首脳部にソ連に内通した裏切り者がいるという世界での物語。米国の情報機関は英国の情報機関を信用せず、情報共有ができなくなっているなどというエピソードもあった。そんな小…