2017-01-01から1年間の記事一覧

さびしい。好きな雑誌がまたひとつ。「考える人」が4月で休刊に

ネットの時代、雑誌の世界は厳しいのだな。こんな、お知らせが... 雑誌「考える人」(新潮社刊)は、4月4日発売の2017年春号(第60号)をもって休刊することとなりました。2002年に創刊し、plain living & high thinking(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力…

羽生結弦は「銀盤の皇帝」として韓国でも大人気らしい

羽生結弦がフィギュアスケートの四大大陸選手権に出場するために韓国に行っているが、訪韓は今回が初めてらしい。ということで、ナマの羽生の登場に韓国は大変なことになっている様子。韓国の三大新聞の日本語サイトでは、 中央日報が... ・<フィギュア>韓…

今年のバレンタインは「血のバレンタイン」として記憶されそうな…

今日は、いろいろなことがありました。日本では、東芝が赤字で、しかも、今に至るも、どんだけの赤字なのか、わからないぐらいの血だらけに。 ・東芝、原発関連の損失は7125億円 債務超過の見通し:朝日新聞デジタル ・東芝が原子力事業で不正か、会長辞…

NHKスペシャル「見えない"貧困"ーー未来を奪われる子どもたち」を見て、未来を考える

先日、知人から「最近は生活に困っている子どもたちの現状が見えにくいんだ。金持ちの子も貧乏な子もみんな、ユニクロを着て、スマホを持っている。外見だけじゃ、食事に事欠くほど困っているのかどうか、わからないんだよね」という話を聞いたところだった…

ジェネラル・ルージュの凱旋

映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」【TBSオンデマンド】発売日: 2016/07/15メディア: Amazonビデオこの商品を含むブログ (1件) を見る 超遅ればせながら見た映画。阿部寛、竹内結子主演の「チーム・バチスタの栄光」の続編となる医療ミステリー。この映画の頃…

河野通和『言葉はこうして生き残った』を読む

言葉はこうして生き残った作者: 河野通和出版社/メーカー: ミシマ社発売日: 2017/01/28メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (13件) を見る 「考える人」のメールマガジンを愛読しているのだが、このなかから37回分をまとめた本が出たと…

トランプ支持のP.ティールがニュージーランド国籍をとっていた問題で思い出す映画...

シリコンバレーの大富豪でいち早くトランプ支持を打ち出していたピーター・ティールに、こんな問題。 テクノロジー業界で財を成し、トランプ米大統領のアドバイザーを務めるピーター・ティール氏が2011年にニュージーランド(NZ)国籍を取得したことが分か…

トランプもISISも同類? 独シュピーゲルの最新号の表紙がすごい

トランプ大統領のイスラム系7カ国の入国を禁止した大統領令は米国内外で批判の的になっているが、そんなトランプの特集を組んでいる独シュピーゲル誌の表紙が凄い。こんな具合。 http://www.spiegel.de/spiegel/ トランプが、自由の女神の首を切り落として…

Acer Chromebook14を買ってしまった。画面が大きくて美しいのはやはり良い。

昨年、MacBook Airが壊れたのきっかけに、Chromebookを使い出して、これがかなり気に入ってしまった。最近はブラウザーで、ほとんどのことはできてしまうので、ふだん使うの必要十分な機能を備えているうえ、動作は軽快、電池は長持ちし、さらに面倒くさい設…

永野健二『バブル』を読む。そしてトランプの時代を考える

バブル:日本迷走の原点作者: 永野健二出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/11/18メディア: 単行本この商品を含むブログ (12件) を見る 副題に「日本迷走の原点」。昨年、読んだなかで抜群に面白かった本のひとつ。バブルの時代を多少は知っている世代からす…

石橋毅史『まっ直ぐに本を売る』を読む

まっ直ぐに本を売る―ラディカルな出版「直取引」の方法作者: 石橋毅史出版社/メーカー: 苦楽堂発売日: 2016/06/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る 副題に「ラディカルな出版「直取引」の方法」。まえがきに、こうある。 いつか小さな出版…

トランプの7カ国入国禁止に沈黙する日本…。「マンザナー」のことはもう忘れた?

トランプ政権のイスラム系7カ国に対する入国禁止は米国内外で論議を呼んでいる。テロと言うならば、資金的にも思想的にもイスラム原理主義テロの母体となっているサウジアラビアはなぜ入っていないの?という話にもなるが、ともあれ、特定の国を指定して、…

トランプ大統領、国家安全保障会議の常任メンバーから情報機関と軍のトップを外し、トンデモ右翼を起用

ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は28日、スティーブ・バノン(Steve Bannon)首席戦略官・上級顧問(63)を、国家安全保障会議(NSC)の常任メンバーに加える大統領令に署名した。トランプ氏の最側近の一人として知られるバノン氏はこれにより、…

全豪オープン男子決勝、フェデラーがナダルとの激戦を制し優勝。グランドスラム18勝目

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は29日、男子シングルス決勝戦が行われ、第17シードのR・フェデラー(スイス)が第9シードのR・ナダル(スペイン)との死闘を6-4, 3-6, 6-1, 3-6, 6-3のフルセットで制し…

内田魯庵「最後の大杉」を読む

最後の大杉作者: 内田魯庵発売日: 2015/01/10メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 久しぶりに青空文庫を眺めていて、何となく目がついて読んだ本(青空文庫の本はKindle化されているので、Kindleにもあった)。「大杉」は、関東大震災の混…

ピーター・ティール『ゼロ・トゥ・ワン』を読んで

ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか作者: ピーター・ティール,ブレイク・マスターズ,瀧本哲史,関美和出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2014/09/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (27件) を見る 副題に「君はゼロから何を生み出せるか」。…

トランプは不幸なことに、有言実行の人なのかもしれない

米国のトランプ新大統領、選挙中の発言は当選するまでのマーケティングに基づいた手法で、実際に就任したら、良き国家の経営者になるのではないという期待があった。しかし、これまでの動きを見ていると... ★ トランプ大統領 TPPから離脱 大統領令に署名 …

アンドリュー・クレピネヴィッチ、バリー・ワッツ『帝国の参謀』を読んで

帝国の参謀 アンドリュー・マーシャルと米国の軍事戦 略作者: アンドリュー・クレピネヴィッチ,バリー・ワッツ,北川知子出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2016/04/14メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る 昨年、読んだ本のなかで最も面白かっ…

英エコノミスト編集部『通貨の未来 円・ドル・元』を読んで

通貨の未来 円・ドル・元作者: 英『エコノミスト』編集部,池村千秋出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/04/15メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 昨年、読んだ本だが、トランプ大統領の就任を控えて、何だか、この本が想定しているリスク…