安藤美姫、フィギュア世界GPで優勝

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ今季第1戦、スケートアメリカ最終日は28日、当地で行われ、女子でトリノ五輪代表の安藤美姫トヨタ自動車)がこの日の自由演技でトップの125.85点をマーク、合計で自己最高得点となる192.59点とし、ショートプログラム(SP)の2位から逆転優勝した。

 テレビを見ると、安藤美姫がのびのびと演技する一方で、浅田真央は体調も悪かったのかもしれないけど、緊張した表情で滑っていた。追われる者と追う者の立場が入れ替わったからだろうか。浅田真央にとっては、ここからが本当の戦いなんだろうな。今まではプレッシャーは、先頭を走り、アイドル化していた安藤が受けていた。いわば、浅田にとって安藤は風よけみたいなところもあった。今度は自分が風を受けて、浅田は安藤の風よけになったみたい。