ジョン・レノンが殺されてから30年。生きていたら70歳...

ビートルズジョン・レノンがニューヨークの自宅アパート前で凶弾に倒れてから、8日で30周年を迎える。当日夜には、殺害現場に面し、ジョンを記念して設けられたセントラル・パークの一角「ストロベリー・フィールズ」でファンたちがキャンドルサービスを計画しているほか、すでに続々とファンが訪れ、それぞれの「30年前」に思いをはせている。

 ジョン・レノンが自宅アパート前で射殺されてから30年。1940年10月9日生まれだから、生きていたら70歳だったんだなあ。ミック・ジャガーが1943年生まれの67歳。今でも不良しているんだから、レノンの姿も見たかったなあ。レノンが死んでからも、天安門事件があり、湾岸戦争があり、911があり、アフガニスタン戦争があり、イラク戦争があり...、今でも「イマジン」を歌っているんだろうなあ。この季節だと、「ハッピー・クリスマス」か。
 オノ・ヨーコ夫人が30年ということでニューヨーク・タイムズに寄稿していた。
 The Tea Maker - NYTimes.com => http://t.co/JCF0IMo
 短いが、ある日の断片を切り取った美しい思い出話。「The Tea Maker」というタイトルは、レノンが家でお茶を淹れる係だったから。しかし、そのなかでも、こんなことも書いている。

The most important gift we received from him was not words, but deeds. He believed in Truth, and had dared to speak up. We all knew that he upset certain powerful people with it. But that was John. He couldn't have been any other way. If he were here now, I think he would still be shouting the truth. Without the truth, there would be no way to achieve world peace.

 やっぱり今も歌っていたんだろう。「イマジン」が「イマジン」ではなくなる日まで歌い続けていたんだろうなあ。
【追記】
 ジョン・レノンでは、この本が好きだった。

Ai ジョン・レノンが見た日本 (ちくま文庫)

Ai ジョン・レノンが見た日本 (ちくま文庫)

 『Ai ジョン・レノンが見た日本』――オノ・ヨーコと結婚して日本に住んだときの日本語練習帳。日本語を覚えるため、レノンは自分でスケッチした絵にローマ字で日本語をメモした自家製イラスト英和ノートをつくっていた。タイトルの「Ai」は「愛」「Love」。絵はユーモラスで、やさしさが溢れている。レノンが一所懸命、日本語を勉強していたというだけで、何だかうれしくなる本。
イマジン Happy Xmas ジョン・レノンラスト・インタビュー
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