菅首相の家紋は「にぎり矢印」だろうか。一度、握ったものは離さない

民主党の岡田幹事長は、20日、菅総理大臣と会談し、公債特例法案や今年度の第2次補正予算案が成立すれば、速やかに退陣することを一両日中にも表明するよう要請しました。ただ、菅総理大臣は、自然エネルギーによる電力を電力会社が買い取る仕組みなどを定める法案などの成立にも意欲を示しており、岡田氏らの意向をどこまで受け入れるかは、なお不透明な情勢です。

菊と刀 (講談社学術文庫) しかし、すごい神経というか、鉄面皮というか...。日本人の恥の精神とか、微塵もない人なのだなあ、管さんは...。「菊と刀」の世界とは無縁。ちょっとメゲルと、すぐに投げ出してしまう安倍晋三福田康夫鳩山由紀夫の各氏のようなボンボン首相とはまるで違う。ともあれ、一度、握ったモノは死んでも離さない。辞めるといっても、辞める気はない。言葉は単に言葉じゃん、とでもいうようなニヒリズムが漂う。すごいなあ。
 日本では毎年、自殺者が3万人を超えて久しいが、菅首相ぐらいの執念をもてば、どれだけ苦しくても生きていけるということか。これはモデルなのかなあ。生き残るためには手段を選ぶな、という勇気を与えてくれる?。でも、本人は生き続けても、周りの人が自殺したくなってしまうかも知れないけど、この虚無の深さを見ていると...。ともあれ、菅政権を黙々と支え続けてきた岡田幹事長でさえ説得に苦労しているのだから、結局、誰の言うことも聞かない、誰にも心を開いていない孤独な人なのだなあ、菅首相は...。
 自分のことだけしか考えていないという点では、菅首相ヒトラーに似ている性格の人なのかもしれない。ヒトラーは自分が死ぬときはドイツが滅びてもいいと思っていた。そこまで菅首相はひどくないか。

あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの (幻冬舎新書)

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