ロンドン五輪女子サッカー準0々決勝。日本が2−0でブラジルをくだす。

ロンドンオリンピック、サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」は、準々決勝でブラジルに2対0で勝ち、前回の北京大会に続きベスト4に進みました。準決勝では、フランスと対戦します。

 この試合、一番プレッシャーがかかっていたのは、佐々木監督だろうなあ。スタジアムを移動したくないから、勝たずに引き分けにした発言で顰蹙を買っていたから、ここはどうしても勝たなければならないところだっただろう。既に批判もあるだけに、負けていたら、何を言われていたか、わからない。もっとも選手たちは、そんな外野の雑音も関係なく、いい動きをしていて、失点ゼロでブラジルを封じ込め、攻撃もカウンターがうまく決まっていた。
 でも、この議論を呼んだ引き分け発言、イメージで言うと、モウリーニョは当然と思い、クライフは避難し、グラウディオラは眉をひそめるというところだろうか。勝つことだけにこだわるサッカーか美しいサッカーか、記録に残るサッカーか記憶の残るサッカーか。美学の問題という気もしてくる。美しく勝つことは難しいから、大方は勝つことにこだわるんだろうけど。世間の期待もそうだし...。でも、この準々決勝のサッカーはきれいだったから、汚名挽回だったかな。
★なでしこ、ノリさんの狙い通り2位突破!川澄に“ゴール禁止令”…サッカー女子:スポーツ報知 => http://bit.ly/Ooukzp
★FIFA、なでしこ不問 佐々木監督引き分け指示で北海道新聞 => http://bit.ly/OOYwmW

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