全豪オープン、ジョコビッチがワウリンカとの5時間の死闘を制し、ベスト8に

テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会7日目の20日、世界ランク1位で第1シードのN・ジョコビッチセルビア)が第15シードのS・ワウリンカ(スイス)に1-6, 7-5, 6-4, 6-7 (5-7), 12-10のフルセットで勝利、大接戦の末にベスト8進出を決めた。

 ここまで来ると、楽な試合はないのだな。王者、ジョコビッチが、あわや敗退、という試合だった。ワウリンカ(スペルは「Wawrinka」。WOWOWでは「バブリンカ」と発音していた)が真っ向勝負で第1セットを打ち勝ち、ジョコビッチに第2、第3セットを取られたものの、第4セットはタイブレークで競り勝ち、最後の第5セットは両者譲らず、第22ゲームでデュースとなり、一進一退、最後にジョコビッチが勝つ。試合時間は5時間超え、現地では午前1時を過ぎていた。勝利を収めたジョコビッチはユニフォームを引き裂き、上半身裸になって吠えていた。ものすごい精神力と体力だなあ。しかし、これほどの試合をすると、ジョコビッチ、次の試合に疲労が残るだろうなあ。それとも、メンタルにアップするほうが大きいんだろうか。
全豪オープン公式サイト(英語) => http://www.australianopen.com/
WOWOW