ワールドカップ決勝トーナメントへ、ロシア、ウルグアイが一抜け。開催国は強い。そして、かわいそうなサラ―

 ワールドカップ1次リーグ・グループA。FIFAの最新ランキングでいうと、ウルグアイ14位、エジプト45位、サウジアラビア67位、ロシアが70位。このグループは、ランキングに加え、世界を代表する強力ストライカーを擁する2つの国、スアレスカバーニウルグアイ、モハメド・サラーのエジプトで決勝トーナメント進出は決まりかと思っていた。しかし...

www.asahi.com  一抜けしたのはロシアとウルグアイ。得失点差でいえば、現時点ではロシアが1位。こんな展開、大会前には予想もできなかった。2002年の日韓ワールドカップでも、日本と韓国は決勝トーナメントに進んだし、開催国はホームのサポーターの熱気をエネルギーにするのだな。

 一方、サラー、万全の体調で出てほしかったし、決勝トーナメントでの躍動を見てみたかったなあ。ワールドカップ直前のチャンピオンズリーグ決勝(リバプールレアル・マドリード)で、セルヒオ・ラモスにぶちかまされていたからなあ。

www.footballchannel.jpwww.sanspo.com  エジプトにとっては、サラーの怪我が不安材料であったことは確か。強豪チームのスーパースターほど、厳しいリーグ戦を送っており、サラーに限らず、先日のハメス・ロドリゲスにしても、ネイマールにしても、ノイアーにしても、ボロボロ。選手の体調は大きい。コンスタントに力を発揮し続けるクリスティアーノ・ロナウドは、それだけでもすごい。無事これ名馬ということか。

 ともあれ、この大会、波乱万丈。プーチンは喜んでいるだろう。サラーにとっては、不完全燃焼の大会だったろうなあ。