歳入の裏付けなき2008年度予算が成立

国会は28日、衆参両院の本会議を開き、2008年度予算が成立した。同日午後の参院本会議は野党の反対多数で否決したが、同日夜の衆院本会議で河野洋平議長が憲法60条に基づき、予算に関する衆院議決の優先を宣告した。年度内成立は10年連続。ただ、与野党の対立で税制関連法案や赤字国債発行のための特例公債法案などが成立しておらず、歳入の裏付けを欠いた異例の予算となる。

 ガソリン税などを積み残したまま、2008年度予算が成立。歳出にメスを入れないならば、結局は国債増発で賄うことになるのか。このマーケット環境のなかで・・・。道路をはじめ国の枠組みを変えなければ、借金地獄だなあ。