言葉

「濃厚接触者」って、何だか意味深な言葉だけど、本当はこういう意味なのか

新型コロナウィルスのニュースを聞いていると、「濃厚接触者」という言葉がよく出てくる。濃厚接触という言葉のイメージから言うと、ハグとか、それ以上とか、いろいろと妄想してしまう。例えば、こんな感じ... でも、それは考えすぎだよなあ、と思って、調…

テニスでは、6−0のことをベーグルというのだ。で、大坂なおみはダブル・ベーグル

全米オープン3回戦の大坂なおみ。6−0、6−0という圧巻の完全勝利だった。 www.usopen.org 4大大会、しかも3回戦まで進んで、ひとつもゲームを落とさずに勝つなどという試合は見たことがなかった。この大会の大坂なおみはすごい。 で、もうひとつ、WOWO…

「tsundoku」は「tsunami」「karaoke」「sudoku」に次いで日本語源の英語になる?

英BBCのツイッターに、こんな記事があった。 Tsundoku: The art of buying books and never reading them https://t.co/IFZkDdJT1N— BBC News (UK) (@BBCNews) 2018年7月29日 本をたくさん買っても読まずに積んでおく「積読」が「tsundoku」という言葉で紹介…

遅ればせながら知った「FAANG」の相場影響力とフェースブック株の歴史的暴落

遅ればせながら知った経済新語、FAANG。フェースブック(Facebook)、アマゾン(Amazon)、アップル(Apple)、ネットフリックス(NETFLIX)、グーグル(Google)の頭文字をつなげて、現代ネット時代の5強を総称する。で、このFAANGがどれだけインパクトが…

日本vsベルギー戦を前に思い出す、闘将シメオネが語る「格上に勝つサッカーの流儀」

ワールドカップ決勝トーナメントの日本対ベルギー戦。常識的に考えれば、FIFAランキング3位のベルギーが圧倒的に優勢だろう。そこで思い出すのは、アトレティコ・マドリードを率いる闘将、シメオネの言葉。アトレティコはリーガ・エスパニョーラ(スペイン…

デシャンの言葉「私は最高のチームを作り上げたのであって、最高の23人を選んだわけではない」

ワールドカップ・ロシア大会のフランス代表はエムバペはじめタレント揃いで魅力的。しかし、レアル・マドリードのベンゼマなどビッグネームのフランス人選手が代表から漏れている。フランス代表のデシャン監督の方針なのだと思うが、4年前、2014年のブ…

「スター・ウォーズ」で思い出した昔々のIT業界ジョーク。ダースベイダーは誰だ...

昨夜、テレビを見ていたら、「スター・ウォーズ」の第1作を放映していた。 スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (字幕版) 発売日: 2015/04/07 メディア: Amazonビデオ この商品を含むブログを見る エピソード4だけど、公開は第1作。これを見てい…

いまやTシャツにもなる「大迫半端ないって」の起源って、これなのね

ワールドカップ・ロシア第1戦、コロンビア戦で決勝弾をあげ、マン・オブ・ザ・マッチになった大迫勇也。いまや「大迫半端ないって」が流行語となり、さらにグッズも。 サッカー 大迫半端ないって ワールドカップ2018 ステッカー 出版社/メーカー: ノーブラ…

日本とアメリカの付き合い方:「親米」か「反米」かよりも「警米」?

人間はなんでも色分け、分類が好き。アメリカに対しても「親米」「反米」と分けたがる。「親米」がさらに突き進んで、なんでも米国のいう、なすことは正しいと神聖視するような人たちは「排米」派とでもいうのだろうか。米国で日本に通じた人は「知日」派と…

「メンバー」を敬称的に使うのは、どうも気持ち悪い

このところ、TOKIOのメンバーの事件で大騒ぎみたいだけど、この報道で、事件よりも何よりも気になるのは、日本語の使い方。「◯◯メンバー」って何なのだろう。こうした「メンバー」という言葉はかつてあったのだろうか。日本語に英語をくっつけるというのも気…

「とにかく始まれば終わる」

夏菜は「今が一番つらい時期なんですけど、どう乗り切りましたか?」と堀北に質問した。堀北は少しの間考えると「とにかく始まれば終わる、と思ってます」 意外と奥の深い言葉だったりして...

韓国の「明洞山岳会」は、登山家の組織じゃないらしい

ソウル地方警察庁は5日、ソウルの繁華街・明洞(ミョンドン)で日本人観光客に売春をあっせんしていた大規模組織「明洞山岳会」の構成員と日本人客を含む計67人を性売買あっせん行為等処罰法違反の疑いで摘発したと発表した。 記事そのものは売春組織の摘…

ホーキング博士にとっても、最大のミステリーは「女性」

「車椅子の物理学者」として知られる英国のスティーブン・ホーキング博士(69)が科学誌のインタビューで、(略)最も思考をめぐらすのはどういう問題かと聞かれ、「女性。彼らは完全なるミステリーだ」と語った。 ホーキング博士ほどの知性を持ってしても…

「サッカーのことしか知らない監督は、サッカーのことさえ知らない人間になってしまう」

「わたしは昔、かなり高齢の先生に哲学を教わったことがある。当時わたしは、自分に必要な学問は何であるか、いろいろ悩んでいた。彼はある日、わたしに、『サッカーの監督になりたいか?』と尋ねた。わたしが『なりたい』と答えると、彼はこう言った。『サ…

三島由紀夫没後40年。心に残るは、あの三島の予言

三島由紀夫が市ヶ谷の陸上自衛隊で自決してから今日で40年。産経新聞のサイトに、文芸評論家の富岡幸一郎氏が『三島由紀夫没後40年 「果たし得ていない約束」が現代に問いかけるもの』を寄稿していた。時を経るごとに重みを増すのは、三島が最後のエッセー…

日本は「one-shot society」(一発勝負社会)

By and large Japan remains a "one-shot society": those who fail to get a good job upon graduation can be frozen out for life. 英Economistが日本に関するスペシャルレポートを組んでいるが、そこで出てくるのが、この言葉、「one-shot society」(ワ…

「ドリームキラーにならないで、夢を作る人に」ーー岡田武史・前代表監督のいい言葉

岡田氏は最後に「目標に向かって何かをやろうとしたら必ず耳元で囁く人がます。"そんなの無理だよ、やってどうすんだよ"。ドリームキラーと言います。ぜひドリームキラーにはならないで、夢を作る人になってもらいたいと思います」と、名言を残して会場を去…

「最小不幸社会」を目指す菅内閣発足

民主、国民新両党による菅直人連立内閣が8日夜、皇居での首相任命式、閣僚の認証式を経て発足し、菅氏は第94代、61人目の首相に正式に就任した。首相はこれに先立ち首相官邸で就任会見に臨み、政権の目標について「政治の役割は、国民や世界の人々が不…

村上春樹、「私は卵の側に立つ」

イスラエル最高の文学賞、エルサレム賞が15日、作家の村上春樹さん(60)に贈られた。エルサレムで開かれた授賞式の記念講演で、村上さんはイスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃に触れ、人間を壊れやすい卵に例えたうえで「私は卵の側に立つ」…

「筆を汚してはいけませんよ」

今朝の日本経済新聞朝刊「交遊抄」に、「散るぞ悲しき」の著者、梯久美子が、画家・童話作家の東君平との交流を書いていた。東の担当編集者だった梯がフリーライターになったときの話。 最後の原稿を取っての別れ際、君平さんは「筆を汚してはいけませんよ」…

ウォールストリートでは「Greed is good」?

米証券最大手ゴールドマン・サックス・グ ループのロイド・ブランクフェイン最高経営責任者(CEO)が今年受け取っ たボーナス6790万ドル(約77億4500万円)は、米金融業界のCEOに与え られたボーナスの過去最高記録を塗り替えた。同社はサブプライム(…

今年の漢字は「偽」

07年の世相を表す漢字は「偽」ーー。日本漢字能力検定協会主催の「今年の漢字」が12日に決まり、京都市東山区の清水寺奥の院で発表され、森清範貫主(かんす)がパネル(縦1.5メートル、横1.3メートル)に「偽」の一字を揮毫(きごう)した。 まあ…

流行語大賞に「ハニカミ王子」かあ

今年の世相を映す言葉に贈られる「2007ユーキャン新語・流行語大賞」が3日、発表され、宮崎県の東国原英夫知事の「(宮崎を)どげんかせんといかん」と、アマチュアゴルファー、石川遼選手(東京・杉並学院高1年)の「ハニカミ王子」が年間大賞に選ば…

田淵節也氏:米国は新しい通貨制度を考え出す?

軍事力に翳りが出れば、ペーパーマネーとしてのドルの信認が低下し、米国は金や原油、穀物などの実物資産を裏付けとする新しい通貨制度を考え出すのではないかと思う。 日本経済新聞2007年11月30日「私の履歴書」 バブル崩壊前夜の1989年に「海の色が変わっ…

安倍政はブレーキがない右回り専用車?

安倍政権にはアクセルがあっても、ブレーキがない。ハンドルは付いているが、右にしか曲がらない。 参院選を伝えるテレビニュースを見ていたら、共産党の志位委員長が街頭演説で訴えていた言葉。うまいことを言うなあ。YouTubeにアップされていないかと思っ…

Tout comprendre, c'est tout pardonner.

昔、学校のフランス語の授業で習って、妙に頭に残っている言葉。すべてを理解することは、すべてを許すことである−−という意味なのだが、含蓄のある言葉だと思った。理解するには、自分の価値観、現代の価値観、固定観念から解放されて考える必要がある。そ…

オクターヴ・オブリ編「ナポレオン言行録」

ナポレオン言行録 (岩波文庫 青 435-1)作者: オクターヴ・オブリ,大塚幸男出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1983/09/16メディア: 文庫 クリック: 22回この商品を含むブログ (21件) を見る ナポレオンの言葉を集めた本。拾い読みした程度だけど、いろいろと…

「職業としての政治」から

政治とは、情熱と判断力の二つを駆使しながら、堅い板に力をこめてじわっじわっと穴をくり貫いていく作業である。もしこの世の中で不可能事を目指して粘り強くアタックしないようでは、およそ可能なことの達成も覚束ないというのは、まったく正しく、あらゆ…

今年のキーワードは、C,S,Rなんだと

仕事始めの4日、景気回復への足取りを確かにしたい企業のトップは今年の経営方針を表明した。キーワードは「好機(チャンス)」「スピード」「責任(レスポンシビリティー)」。頭文字を並べると、最近重視される企業の社会的責任と同じ「CSR」となった。…

ドラッカーのコンサルティング「できることを」

私はコンサルタントとしては「できないことではなくてできることに注目せよ」「目標管理(目標によるマネジメント)を実践せよ」と助言してきた。 日本経済新聞2月5日付け「私の履歴書」(第5回)の一節。含蓄がある。当たり前のことのように思えるが、実際…